アジア福祉教育財団が実施する公益事業とその成果について、難民支援等に関心のある一般市民、政府・自治体・支援団体、関係機関、難民コミュニティ等に対し、以下のような広報活動を行っています。
- ・ 広報誌「愛」の発行
年1回、関係機関等からの寄稿文や難民定住者等からのインタビュー、財団の活動報告などを掲載。 - ・ Facebook等のSNS
有用な情報を適宜発信し、関係機関と難民コミュニティ等を繋ぐネットワークの構築。
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広報誌「愛」の歴史について
「愛」が創刊されたのは1976年10月。これまで45号以上が発行されています。なぜ、当財団の広報誌が「愛」という名称になったのかは明らかではありませんが、創刊号には、「創設時の初志に沿ってベトナムを始めとするアジアの孤児に対する”温かい愛の手”をさしのべる・・・」と記されています。また、1980年12月19日の松田竹千代当財団初代理事長の葬儀における奥野誠亮第二代理事長の弔辞の中で、「人類愛と正義感にあふれるあなたの行動力を・・・・」とあるので、やはり、当財団の設立趣旨である「アジア諸国の孤児、母子、難民など恵まれない人々に対して支援の手を差し伸べる」という博愛の精神を表すものと思われます。ちなみに、創刊号から第8号までのタイトルは、「あなたの愛の手を」であり、その後は「愛」だけとなりました。
なお、財団のシンボルマークでも円のなかに愛の文字が使われています。これは、「地球」「宇宙」「和」を意味する円の中に愛の文字を配し、その一部が円外にわずかにはみ出ているのは「世界に、あふれる愛を!」という願いを表しています。
これまでの広報誌「愛」表紙イラストやHPのタイトルの帯の柄
古代ベトナムの銅鼓の装飾画を組合わせたものです。
銅鼓が作られたベトナム青銅器時代の最終段階(ドンソン文化)は紀元前一千年頃に始まり、紀元後一世紀半ばの後漢軍の遠征で壊滅しました。
「愛」は1995年度より、「別冊愛」は2016年度より、日本宝くじ協会の社会貢献広報事業として助成を受け作成されており、広く、官公庁、研究機関、国内の図書館や国際交流協会、難民支援団体などに配布されています。
バックナンバーはこちら「別冊愛」は、著名人の対談、アジア諸国に関する外交官の寄稿、学習まんがによる難民問題の解説など幅広いトピックを掲載しています。なお、2025年度からは、「別冊愛」を「愛」に統合した合冊版の「愛」となります。
その他の冊子
この他、財団では多くの冊子を刊行していますが、最近の主なものは以下の通りです。愛・別冊愛の最近号を含めて、ご希望の方は、財団事務局までご連絡下さい。
- ・ 『50年間のあゆみ そして、これから』(財団設立50周年、難民事業本部設置40周年)
2019年12月発行 - ・ 難民定住者との意見交換会(第41回「日本定住難民とのつどい」) 2020年11月
- ・ 難民事業本部案内 2020年9月
- ・ 学習まんが なんみんと日本 1 2013年2月
- ・ 学習まんが なんみんと日本 2 2014年2月
- ・ 学習まんが なんみんと日本 3 2015年2月
- ・ 絵で学ぶ日本語入門
- (英語版、仏語版、越語版、ラオス語版、カンボジア語版、ミャンマー語版、中国語版) 2009年10月
ご希望の方は、財団事務局(info@fweap.or.jp)までご連絡下さい。
※廃版の冊子もございます。