アジア福祉教育財団では、日本に定住した難民もしくは難民をルーツに持つ若い世代が、日本での様々な体験や活動を通じて得た思いについて発表をするコンテストを開催しています。
本コンテストは、複数名で一つのチームを結成し、与えられたテーマに従って写真・映像(動画を含む)等を使った資料を作成し、その資料による事前審査を通過したチームが本選に出場します。
本選では、スクリーンに映し出される資料を背景に、プレゼンターが、自らの思いを聴衆に向けて発表します。その発表に対して審査員が、メッセージ性・表現力・資料等の構成力などについて評価し、優劣の順位を決めます。
このコンテストでは順位を競うことも大切ですが、同時に参加したすべての難民をルーツに持つ人々の日本語力やプレゼンテーション能力の向上に資すると共に、コンテスト参加者の間での親睦と相互理解を増進し、日本社会への参画を促進することも期待されています。