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活動報告

Harmony Sisters Networkへの資金援助(母語、英語教室)

英語のオンライン学習

 

 Harmony Sisters Network(ロヒンギャを中心にした女性のグループ)による子どもたちへの英語、ロヒンギャ語、ミャンマー語のオンライン学習に対し、アジア福祉教育財団は資金援助を行っています。

10月8日に英語、10月21日にロヒンギャ語・ミャンマー語のオンライン学習に参加しました。

夜20:30から30分間、20名前後の子どもたちが参加しています。夕方はそれぞれが宿題教室に参加、夕食、お祈りのためモスクへ、その後にオンライン学習となるため時間が遅く、低学年は眠い目をこすりながら、それでも楽しそうに取り組んでいました。学年が異なる小学生をオンラインで集中力をキープするのは大変そうでしたが、それぞれの先生が工夫して楽しく授業をしていました。

 

参加した大人は、2つの言語(ロヒンギャ語が得意な人は英語とミャンマー語、ミャンマー語が得意な人は英語とロヒンギャ語等)を一度に習得することが難しく、頭の柔らかい小学生に置いて行かれる学習状況のようです。

 

母語の学習は単に文化の継承だけでなく母語であるロヒンギャ語を取り戻し、アイデンティティを確認する作業でもあることと分り、アジア福祉教育財団の助成金が有意義に活用されている一面に触れることができました。

 

子どもたちは日本で暮らさざるを得ない両親の想いを今はまだ完全には理解していないかもしれませんが、自分のルーツに興味を持ち、自身のアイデンティティを形成するきっかけになることを願っています。

 

アッサーラアリクム アル ナーム なおこ (こんにちは。私の名前はなおこです)

 

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