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活動報告

「第43回日本定住難民とのつどい」 開催報告

 

 2022年11月20日、アジア福祉教育財団は新宿区との共催で、新宿文化センターにおいて「第43回日本定住難民とのつどい」を開催しました。

 

    午前の部として行われた「難民定住者との意見交換会」は今年度で第3回を迎えました。今年のテーマは「次世代が語る、私たちの思い ~難民コミュニティ団体の活動継承~」でした。参加者は、当財団と交流のある難民コミュニティの代表者や過去の表彰者など約30名、及び、新宿区、UNHCR駐日事務所、かながわ難民定住援助協会、日本国際社会事業団、国際日本語普及協会、さぽうと21、なんみんフォーラム、難民支援協会の皆さまにもご出席いただきました。また、オブザーバーとして政府関係者や国際機関、研究者の方には、別室にてモニターによる視聴をしていただきました。

 

 意見交換においては、「在日カンボジアコミュニティ」八代まりなさんなど、難民コミュニティ団体の活動を創設者の世代から引き継いだ方々が、 活動に参加するようになった経緯や新しい取り組みなどについて語りました。

また、昨年に引き続き、難民をルーツとするコミュニティ以外からもゲストスピーカーをお招きしました。今年は、日系ブラジル人が中心となって発足した「ABC ジャパン」安富祖樹里さんが、団体の活動の展開や活動を引き継いでいく上での気づきなどについてお話くださいました。

 

 続く表彰式典では、新宿区の吉住区長、外務省の市川総合外交政策局長、出入国在留管理庁の菊池長官、UNHCR駐日事務所の阿阪副代表(法務担当)がご出席下さり、祝辞をいただきました。また、岸田内閣総理大臣、加藤厚生労働大臣、都倉文化庁長官の祝電が披露されました。

 

 次に、表彰式が行われ、難民コミュニティの生活改善や地域社会との融和などに貢献した難民定住者に表彰状並びにトロフィーが、また、難民の就労に貢献した雇用事業主及び支援団体に対し感謝状とトロフィーが贈呈されました。

 

 アジア福祉教育財団としては、今後とも、難民定住者の皆さまとの相互理解を深め、暮らしやすい環境を整える努力を続けていく所存であります。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

【受賞者の紹介】

DINH VAN PHAN(ディン ヴァン ファン)様

 

 

株式会社三友サービス 代表取締役 池田 伸聖様

 

 

特定非営利活動法人 PEACE様

 

 

 

 

 

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