ワークショップ開催「高校進学について」
8月5日に、第三国定住難民児童・生徒を対象とした補習教室「楽校(らっこう)」(※)に通う児童生徒とその保護者を対象にした、高校進学に関するワークショップが開催されました。講師はこの補習教室のアドバイザーでもある仲江千鶴さんです。仲江講師からは、高校の種類や学区、入学試験の内容や日程、必要な費用などについてのお話がありました。仲江講師からはまた、外国人生徒の中退率は日本人生徒の5倍であるということに触れ、高校には進学するだけでなく先を見据えて何を勉強するのかをきちんと考えておくことが大切であるというお話もありました。
なお、これらのワークショップには、毎回ミャンマー語とカレン語の通訳者が入るため、保護者は通訳を通じて内容をより深く理解し、質問をすることもできます。
※難民の教育支援活動に実績のある社会福祉法人「さぽうと21」が、千葉市内に開設、運営している第三国定住難民児童・生徒を対象にした補習教室。当財団では2021年度の同教室の発足時より資金面の援助をしている。